AI翻訳だけで海外向け動画を作ると失敗する理由~「翻訳」と「ローカライズ」は別物です~

AI翻訳の進化で海外向け動画制作のハードルは下がった

近年、AI翻訳やAI音声技術の進化により、海外向け動画やPowerPoint資料を比較的短期間で多言語化できるようになりました。

以前であれば、

・翻訳者による翻訳
・ネイティブチェック
・ナレーター手配
・音声収録
・動画編集

といった工程が必要でしたが、現在はAI技術を活用することで大幅な時間短縮とコスト削減が可能になっています。

しかし、ここで一つ誤解があります。

それは、

「翻訳できた=海外で伝わる」

ではないということです。


翻訳とローカライズは違う

翻訳とは、言葉を別の言語へ置き換える作業です。

一方、ローカライズとは、その国や地域の文化や慣習に合わせて内容を最適化することを指します。

例えばスペイン語。

スペイン向けとメキシコ向けでは、同じスペイン語でも自然な表現が異なる場合があります。

またポルトガル語も、

・ポルトガル向け
・ブラジル向け

では表現や語彙が異なります。

英語も同様です。

アメリカ英語、イギリス英語、シンガポール英語では、使われる言葉や好まれる表現が変わることがあります。


動画やPowerPointではさらに注意が必要

動画やPowerPointの場合、文章だけではありません。

例えば、

・日付表記
・時刻表記
・電話番号表記
・住所表記
・単位表記
・通貨表記

なども現地仕様へ変更する必要があります。

日本では

2026年6月17日

ですが、

アメリカでは

June 17, 2026

が一般的です。

また距離も、

日本ではkm

アメリカではmile

が使われるケースがあります。

こうした違いを考慮しなければ、視聴者に違和感を与えてしまいます。


現地で有名なサービス名が違うこともある

企業紹介動画や商品紹介動画では、さらに注意が必要です。

日本では一般的なサービスや制度であっても、海外では別の呼び方をされているケースがあります。

例えば、

・ポイントカード
・会員制度
・コンビニエンスストア
・動画配信サービス

などです。

直訳では意味は伝わっても、現地の人にとって分かりやすい表現になっていない場合があります。

海外向けコンテンツでは、

「意味が伝わる」

だけでなく、

「自然に理解できる」

ことが重要です。


AIと人の組み合わせが現実的

では、すべて人力で行うべきでしょうか。

必ずしもそうではありません。

現在はAI技術を活用することで、

・翻訳
・字幕作成
・音声生成

などを効率化できます。

その上で、

・翻訳者チェック
・地域別ローカライズ
・名称確認
・ファクトチェック

を必要に応じて組み合わせる方法が、品質とコストのバランスに優れています。


NAIwayのグローバルコンテンツローカライズ

NAIwayでは、

・動画
・PowerPoint

をお送りいただくだけで、

・外国語字幕
・外国語音声吹替
・地域別ローカライズ
・地域別名称確認

までワンストップで対応しています。

翻訳会社として30年以上培ってきた品質管理体制と、海外調査票翻訳で蓄積した各国事情への知見を活かし、「翻訳されたコンテンツ」ではなく、「現地で伝わるコンテンツ」を目指しています。

海外向け動画や海外向け資料の制作をご検討中でしたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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