内容を理解し明確に訳す、書き分ける
テーマ2 翻訳に一番重要な事・大切な事
内容を深く理解し明確に訳す、タイプ別に書き分ける文章力も必要
内容や表記が正確なのは言うまでもないことですが、実務翻訳というジャンルである以上、仕上がった訳文を使って、クライアント様が滞りなく業務を進められることが最も重要だと考えています。
それには、翻訳者が内容を深く理解して異なる言語の軸をきっちりと合わせ、文章や単語のニュアンスをくみ取った上で、自分の文章として読みやすく明確な訳文を書くことが大切だと思います。
その上で各分野の専門用語を調べ、その分野を専門とする人が読んでも違和感のない訳文に仕上げることです。
翻訳者は専門や得意分野はそれぞれありますが、用語は製品・サービスごとに異なりますし、最新の用語も日々生まれています。用語があらかじめリストアップされているケースは少ないので、原文を読んだ時点で専門用語であることを見分けられる力も必要だと思います。
そして最後に文章のニュアンス。顧客を引きつけるための製品のコピー、従業員用のマニュアル、国際会議で使われるスライドなど、あらゆるタイプの文書を書き分けられる柔軟な文章力も必要だと思います。
いずれも短期間で身につくものではなく、私自身も案件を重ねるごとに経験を積ませていただいています。
得意分野:ビジネス一般、マーケティング、IT、マニュアル
対応言語:英語→日本語
翻訳歴:約5年 *NAIwayに登録された年を基準に表記