翻訳会社の雑学辞書トピック【映画】

ナイウェイ翻訳サービスのスタッフによる翻訳に関する雑学辞書トピック

それぞれ違う思い

えい が【映画】
フィルムに連続的に写しとった映像を、映写機でスクリーンに映し出し、目の残像現象を利用して形や連続した動きを再現するもの。シネマ。キネマ。ムービー。

英語movie; film / 中国語电影(簡体字); 電影(繁体字) / 韓国語영화 / スペイン語Pelicula

参照元:weblio国語辞典goo国語辞書Glosbe

先日、ある映画を観ました。友人と一緒に観るのも映画観ることも久しぶりでした。その映画は、ある歌をもとに映画化した作品で、公開するまでとても楽しみでした。

私の中ではこの歌は、むかし何回も聞いたりカラオケで歌ったり、大好きな歌で思い出があります。その映画を観る前から自分の中でイメージをしていたのですが、(もちろん予告等がテレビで流れているのでそれもイメージしつつですが・・・)映画を観終わった後に「そうなのかな…」という少し違うのではという気持ちになってしまいました。

翻訳会社の雑学辞書トピック:映画

隣の席で号泣している人やいろんな席で鼻をすすり泣いていたのが分かるような雰囲気があったのですが、私は残念ながら涙はでませんでした。もっとストーリーを長くしてほしかった、ラストはもう少し違うのではという内容のことばかりが頭に残って映画館を出ていました。
さすがに映画館では自分の気持ちを友人に話すことも出来ないので、会場を出た後に話をしたら、同じような気持ちを友人も抱いていました。よく聞いていた歌であればこそ、それが映画やドラマ化になったら人それぞれ色々な感情や思い入れがあって、それぞれ違いがあっても良いものだと思いました。

これは、翻訳にも同じことが言えるのかもしれません。原語でイメージしていた歌詞やセリフが日本語になったら「あれ?」って思うことはよくあることです。つくづく翻訳者の苦労を感じました。ただ、近くに同じ感情をもった人がいて、私は少し安心し心が「ほっと」した気持ちになりました。

2019.03.01

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